都府県 玉ねぎの根切り機 と デガーについて紹介
近年、玉ねぎ関連の問い合わせが増えています。
今回は「玉ねぎ収穫の機械化」についてお話しします。
佐賀県におけるシェア率に関しては、後半の「最近の玉ねぎ産地の動向は?」を参照下さい。
※2023年12月25日時点で、都府県版の玉ねぎデガーは完売しました!
次回 2025年 1月下旬 以降の発送予定。次回生産分の予約は受付中です。
目次[非表示]
- 1.~ はじめに ~
- 2. 根切りとは? 掘取り作業とは?
- 3.根切機とデガー両方必要? どちらかじゃダメですか?
- 3.1.どちらか1つで良い場合の選択方法
- 4.キュウホーの根切機には次世代型のPTO駆動式があります
- 5.玉ねぎ根切機B(回転タイプ)のご紹介
- 6.従来の根切機(手動タイプ)のご紹介
- 7.玉ねぎデガーの機能紹介
- 8.デガーオプション紹介
- 8.1.オプション品のまとめ
- 9.最近の玉ねぎ産地の動向は?
- 10.デガーの前後の流れ
- 11.どんな機械で作業するのが良いか?
- 12.関連紹介「北海道体系 編」
- 12.1.玉ねぎデガー
- 12.2.玉ねぎ補植機
- 12.3.玉ねぎの除草カルチ
- 12.4.玉ねぎ防除通路の葉分け
- 12.5.玉ねぎ根切り機
~ はじめに ~
ここ数年、都府県では玉ねぎの収穫において、従来の歩行型管理機からトラクターへ取り付けした乗用の収穫作業への転換が進んでいます。その中で、キュウホーではデガーBと、玉ねぎ根切機 Bの2種類を販売しています。それぞれの商品の特性、欠点、必要なのか?不必要なのか?をご紹介していきます。
※デガーB(Onion Digger /玉ねぎデガー/ディガー) は、 掘り取り、掘り上げ、集積作業で使用する機械です
※玉ねぎ根切機B は、玉ねぎの根を切断する機械です
根切りとは? 掘取り作業とは?
根切作業とは、玉ねぎの成長を強制的に止めるため、玉ねぎ根切機を使い、地中の玉ねぎの根を角棒または刃で切断する作業です。根切の効果として、根を切断する事での玉ねぎ肥大による変形の防止や、裂皮・皮が剥ける事の防止、外皮の着色促進による品質向上を目的に行われます。
堀り取り・掘り上げ作業を玉ねぎデガーで行うメリット
掘り取り・掘り上げでは、デガーを使い玉ねぎを拾い上げ、根に付着した泥を落す事で乾燥を促す事が出来ます。ピッカーで収穫する場合、玉ねぎが植え付けたままの状態では拾い上げが出来ないため、デガーで1度掘り上げる事により収穫機で拾える間口(幅)に玉ねぎを集積する事が出来ます。
根切機とデガー両方必要? どちらかじゃダメですか?
北海道では根切機とデガーは必ず使用する機械です。理由として品質向上と大規模な作業体系のため機械化が必要です。特に天気が悪くなり収穫作業が順調にいかない場合は、どんどん玉ねぎが肥大してしまうので強制的に成長を止めておく事が根切作業では重要な作業の一つとなります。
北海道外・都府県について
都府県でのキュウホーの販売状況を見ると根切機、デガーの両方を持っている方は2割程度になります。両方持っている方の多くが、栽培面積が大規模な方が最も多く、その他の理由として粘土質圃場で、デガーだけでは玉ねぎの根についた泥が落としきれない場合に、根切機で表層の泥を砕く事で、後の掘取り作業で泥が落としやすくするため、両方を使う場合があります。また、デガーの欠点として極早生から早生の玉ねぎは使用不可となります。デガーはコンベアを回転しながら玉ねぎを後方へ送る過程で、どうしても玉ねぎへの打撲やキズが目立ってしまう事から中生以降の使用となるため、極早生や早生の栽培も多く中生以降も大規模な場合に、使い分けとして両方を所持している場合もあります。
上記のことから、大規模な作付けの場合と極早生、早生のたまねぎ栽培規模が大きい、デガーだけでは泥が落ちない粘土質圃場である場合は両方必要となる場合があります。
それ意外であれば、どちらかで十分となります。
どちらか1つで良い場合の選択方法
根切機、デガーの選び方のポイントを紹介します。
販売実績として根切機だけ所有している方が多いです。
極早生、早生等の柔らかい玉ねぎの収穫は、ピッカー(機械)を使用せず手作業で収穫する方が多いため、玉ねぎ根切機だけが必要です。
他にも玉ねぎ根切機の購入理由として
玉ねぎの根が付いた状態での引き抜き作業は大変です。
柔らかい玉ねぎを引き抜く際は、玉ねぎの表皮まで一緒に剥けないように注意も必要です。収穫作業者の多くが女性である場合、力仕事を軽減・省略化する役割として根切機が購入されています。
デガーを所有している方の多くが、中生以降の玉ねぎ栽培が主流の生産者となります。中生以降であればデガー利用が可能な事と、収穫作業の多くがピッカーで収穫となる事から、ピッカーの間口の幅制限で集積(中心に集める)が必要です。更に鉄コンテナ収穫の場合は、より乾燥した玉ねぎが必要になる事から、デガー作業のほうが理想的で購入する理由となります。
どちらか1つを選ぶ場合は、手で収穫する場合は根切機、機械収穫の場合はデガー購入者が多いです。
キュウホーの根切機には次世代型のPTO駆動式があります
ここからはキュウホーの根切機Bをご紹介していきます。キュウホーで取り扱いしている根切機はPTO駆動式とPTO駆動なしの2種類があります。それぞれの特徴をお知らせします。
PTO駆動式(回転タイプ)について
現在、都府県で出荷されている根切機の99%がPTO駆動式となります。「PTO駆動式(以後「回転タイプ」という)の特徴として雑草に強い事が大きな利点となります。マルチ栽培であれば、そこまで雑草に苦労はしませんが、露地栽培の場合、玉ねぎの葉が倒れてからの雑草に悩まされます。特に最初の収穫時は雑草は小さいですが、後半になり更に天候不順で収穫が順調にいかない場合、どんどん雑草が育ってしまいます。回転タイプは従来の根切機とは違います。四角形の棒が地中で回転しながら土砕き&根切りをするため、根の切断部に雑草が留まりにくい仕組みです。地中で刃だけを引く牽引式とは圧倒的に違う根切作業が可能になり省力化が期待できます。
根切刃は地中で根を切る、四角形の棒は地中で根を引きちぎる動作になりますが、下の写真のように問題なく根切り作業が可能です。
ただし、回転タイプのため取付出来る機種がトラクター、トラクタータイプの乗用管理機(最低地上高650㎜以内)限定となります。
従来の牽引式 玉ねぎ根切機の利点、欠点は?
雑草がほとんど生えてなく、トラクターではなく田植え機や、トラクタータイプではない乗用管理機に取付したい場合は従来の玉ねぎ根切機でも問題ありません。牽引型で取付が出来る機種は油圧の上げ下げが可能な機械なら取付が可能です。機械の構造も簡素で、壊れにくく修理も可能です。ただし、雑草が多い場合は、玉ねぎの根を切る刃の部分に、雑草がどんどん溜まる事があり、刃としての切る機能が失われ、根切機の本体ごと上に浮き上がり、玉ねぎを切断する場合があります。
玉ねぎ根切機B(回転タイプ)のご紹介
玉ねぎ根切機B(回転タイプ)は根切幅が1200㎜,1400㎜の2種類があります。4条移植(植え付け条間20~30㎝)の場合は1200㎜を選択、8条または10条移植(※愛知県 碧南一部、植え付け条間15㎝)の場合は1400㎜を選択します。ほぼすべての方は1200㎜幅になります。
取付ヒッチですが現在(2023年)は3点直装ヒッチのみとなり、オートヒッチまたは乗用管理機専用ヒッチには対応していません。オートヒッチがついているトラクターの場合は、一度、オートヒッチ部を外しての装着となります。特に注意が必要なのが、長年オートヒッチを付けたままで外す場合、チェックチェーンが回らなく外すのに苦労する場合がありますので、取付するトラクターの状態を確認する必要があります。また、3点直装の場合は必ずトップリンクも長いのが必要となります。
平うね、平高うねに対応していますが、平うねの場合は土の硬さによっては、標準装備のウェイトだけでは足りない場合があり、追加の純正ウェイトまたは余っていれば、トラクター等のフロントウェイトが別途必要になります。平うねの場合、チェーンケースがある事で土の潜り抵抗が出てしまうため、硬すぎる土質の場合は四角棒が潜らず玉ねぎを砕いてしまう場合があります。
取付可能機種はトラクター、トラクタータイプのハイクリアランス(最低地上高650㎜以内)となります。トラクタータイプのハイクリアランスは地上高とタイヤ幅が可変可能なのであまり問題はありませんが、トラクターで作業をする場合は、うねを跨げてタイヤで作物を踏まない、更にまたげたとしても、平高うねの場合、フロントアクスルに玉ねぎが当たらないか、確認が必要になります。
商品のセット構成で3つの構成内容が選択出来ます。
①作業機本体、3点ヒッチ(直装)、ウェイト25kg×2個、ドライブシャフト1本
②作業機本体、ウェイト25kg×2個、ドライブシャフト1本
③作業機本体、ウェイト25kg×2個
※下図参照
追加のオプション品として、マルチ巻取り機、角棒ダブル仕様、スタンド、追加購入用のウェイト25kgがあります。
マルチ巻取り機を玉ねぎ根切機B(回転タイプ)に後付で取付する事が出来ます。根切機に取付可能なので、持ち運びを軽トラックで運ばず作業機と一緒に運べます。
角棒を2本にするダブル仕様もあります。
より玉ねぎの根の泥を落としたい場合に有効ですが、シングル棒の場合は玉ねぎが移植時とさほどかわらない状態に維持されますが、ダブル仕様の場合は玉ねぎが大きく動いてしまうので、日光の強い時期に収穫する場合に、植え付け時と玉ねぎ位置が回転してしまう場合があり、条件によっては日焼けしてしまう場合(放置期間が長い場合)もあります。
S4カルチスタンドは倉庫移動時に便利な商品です。キャスターはすべて4輪自在になっていますので、狭い場所でも縦横の移動がスムーズで、ストッパーも装着されています。
ウェイト25kgは追加用として用意しています。圃場が雨が振らず硬くしまった土になり、刺さり込みが弱い場合に有効です。最大で弊社ウェイトであれば25kgを4個、最大100kgまで重量をかける事が出来ます。
従来の根切機(手動タイプ)のご紹介
玉ねぎ根切機B(手動タイプ)は根切幅が1100㎜,1150㎜,1200㎜の3種類あります。牽引式のPTO駆動なし、機械を地中に刃を潜らせた状態で走行するだけのシンプルな仕様です。
4条移植(植え付け条間20~30㎝)の場合で平高うねの場合と通路幅が広い場合は1200㎜を選択。平うねで北海道と同じ移植(4条移植で条間27㎝)条件であれば1100㎜または1150㎜を選択します。
取付用のヒッチですが現在(2023年)は3点直装ヒッチからオートヒッチまたは乗用管理機専用ヒッチまで幅広く対応しています。オートヒッチの場合は必要ありませんが、3点直装ヒッチを選択した場合は必ずトップリンクも長いのが必要となります。
平うね、平高うねに対応していますが、平うねの場合は土の硬さによっては、標準装備のウェイトだけでは地中に刃が潜らない場合があり、追加の純正ウェイトまたはトラクター等のフロントウェイトを追加する必要があります。平うねの場合、土の潜り抵抗が出てしまうため、硬すぎる土質の場合は刃が潜らず、玉ねぎを切断してしまう場合があります。
取付可能機種は、弊社ヒッチで取付出来る機種と、田植え機または作業機を油圧で上下することが可能で、たまねぎを踏まずに跨げる機械であれば装着が可能(一部改造必要な場合あり)です。
商品のセット構成で1つの構成内容が選択出来ます。
①作業機本体、3点ヒッチ(弊社扱いヒッチ選択)
※玉ねぎ根切機B(回転タイプ)とは違い、ウェイトは付属されていませんので注意が必要です。
オプション品として、回転棒後付け、S4カルチスタンド、ウェイト25kgが可能です。
玉ねぎ根切機B(手動タイプ)を購入した時期にはよりますが、後付として玉ねぎ根切機B(回転タイプ)にグレードアップする事が可能です。
グレードアップが可能か?は弊社セールスまでお問い合わせ下さい。
※回転棒後付けで追加する部品は、下図 緑部分を参考
S4カルチスタンドは倉庫移動時に便利な商品です。キャスターはすべて4輪自在になっていますので、縦横いどうがスムーズでストッパーも装着されています。
ウェイト25kgは追加用として用意しています。圃場が雨が振らず硬くしまった土になり、刺さり込みが弱い場合に有効です。最大で弊社ウェイトであれば25kgを4個、最大100kgまで重量をかける事が出来ます。
玉ねぎデガーの機能紹介
デガーの機能を紹介していきます。
・2種類のデガーが存在
「横送り無し」と「横送り付き」の2種類あります。都府県は横送り無しが多く出荷され、北海道は横送り付きの出荷が多いです。平高うね栽培の場合は「横送り無し」が最適で、平うね栽培の場合は「横送り付き」になる事が多いですが、都府県においてはピッカーでの収穫機によっては注意が必要になります。
※ピッカー、うね体型によって横送りが必要が不必要か注意が必要
うね形状は重要になります。
平高うねの場合はキュウホーとしては横送り無しをオススメします。理由として横送り付きは1畦分(4列分)の玉ねぎを左右どちらかに移動させて集積させる事が出来ますが、集積させる玉ねぎは平高畦の場合2畦分(8列分)が限界(通路に溢れる事はよくある)で溢れるのでおすすめしないのと、ピッカーが都府県仕様(北海道仕様のピッカーは除く)の場合、1畦(4列分)を前提とした設計のため2畦(8列分)をピッカー作業すると、量が多すぎて詰まりが発生する場合があります。
平うねの場合は横送り付でも良いですが、上記で記載したピッカーが都府県仕様(北海道仕様のピッカーの場合は除く)の場合は集積したとしても詰まりの原因になる場合があります。北海道仕様のピッカーの場合は、3畦分(12列分)まで集積してからピッカー作業に移行します。ピッカー作業ではなく、通路の確保で左右どちらかに移動できる事で運搬時の通路を確保するために横送り付を購入する場合も都府県ではありますので、用途はうね形状、ピッカーの能力に合わせて選択が必要になります。
・回転棒の優位性
従来はブレードタイプ(根切刃)が主流の掘り取り機でしたが、キュウホーでは早々にブレードタイプから回転棒タイプに変更する事で雑草、粘土質圃場で大きな能率向上が可能となりました。
ブレードタイプの欠点は、雑草が多い場合、刃に雑草が絡みつく事で刃としての機能が失われ、詰まりによりデガー本体が上昇し、玉ねぎがコンベアに上がらなくなる問題が発生します。
詰まりを解消するために作業が中断され、玉ねぎの損傷も懸念されます。
回転棒はブレードと異なり四角棒が地中で強制回転する事で、雑草がある程度生えていても絡みにくい構造となり、雑草の絡まりによる中断が発生しにくい事で、省力化が期待できます。
下図のように粘土質の場合、ブレードタイプは土塊をそのまま、コンベアに玉ねぎと一緒に上がる場合があります。
粘土質:ブレードタイプ(根切刃)のイメージ
回転棒は表層の土塊を回転の力で砕いていくので粘土質圃場の場合は、コンベアに土塊が上がりにくい仕込みとなります。
粘土質:回転棒タイプのイメージ
デガーオプション紹介
・玉ねぎコレクターB(横送り無し 専用オプション)
玉ねぎが、うねから溢れるのを防止する商品です。
掘り上げた玉ねぎが通路に転がり落ちるのを減少させる事が出来ます。
収納の際は上部へ持ち上げ、全長を短くし、格納する事が出来ます。
・鎮圧ローラーB
通常はコンベアから落ちた玉ねぎはフカフカの土の上に乗りますが、鎮圧ローラーで踏み固めた土の上に玉ねぎが乗ることで乾燥を更に促すことが出来ます。ただし、鎮圧ローラー自体は強制回転ではなく、土の抵抗で回転するため土質条件によっては、うまく回転せずローラーが土を押してしまいコンベアの回転が止まってしまう場合があります。
・6条堀用外カバー一式(北海道 専用)※受注生産
北海道限定ですが、6条用ハーベスタ専用のカバーを用意しています。
オプション品のまとめ
最近の玉ねぎ産地の動向は?
本来の名前は英語でDIGGER、ディガーが正式な発音?ですが、北海道では、玉ねぎデガー、ポテトデガー、〇〇デガーっという商品名が増え、弊社も玉ねぎデガーという商品名で販売しています。
都府県の産地、特に兵庫県淡路島、佐賀県白石町、愛知県が上位の生産量となりますが、キュウホーのデガーが一番最初に入ったのは佐賀県白石町が都府県で一番最初に導入されました。導入直後は当然、従来の歩行型での収穫が主であり、収穫時期も早く、やわらかい玉ねぎが多いことから、キズがつく心配があり、都府県では問い合せもありませんでした。
キズに関してデガーは弊社でも中生以降の使用が前提となりますが、年々中生以降の玉ねぎ収穫量がふえた事で毎年30台程度の販売数で少しずつ産地で導入が増えました。しかし、当時のデガーはブレードタイプで発売していたことで、どうしても都府県の場合、梅雨時期が近づくと雑草が増えてデガーの活用があまり順調ではない時期があり、そこで回転棒タイプを発売した事で爆発的に人気になりました。
現在では年間70台前後で推移しており、兵庫県淡路島でも圃場が大きくなってきたことで導入数も多くなっている状況です。また、他県の動向として青森県、宮城県、秋田県、新潟県、群馬県、埼玉県、滋賀県、島根県、香川県、愛媛県、福岡県、長崎県と、いままで栽培していた地域と、新たにチャレンジしている地域がふえている状況でますます国産野菜需要が増している状況です。
デガーの前後の流れ
北海道はデガーを使用する1週間程度前に根切り作業を行い、その後にデガーで堀取り作業と集積作業を行い、ピッカーでコンテナに入れ、オニオンタッパーで根と葉を切断して出荷となります。
都府県の場合、定番作業は収穫直前に玉ネギ茎葉処理機で葉を切断し、デガーで堀取り作業を行ってからピッカーで収穫。その後、再度 茎葉処理を行い、選別作業をし出荷する場合が多いようです。
どんな機械で作業するのが良いか?
基本的にトラクターのタイヤが玉ねぎを踏まず、うねが高い場合はトラクターの車高またはフロントアクスルが玉ねぎに接触しなければ作業が可能です。デガーと根切機(回転棒付き)の場合はPTO駆動を必要としているため、PTOの取り出しがあり、弊社は現在、直装ヒッチのみ対応なので3点リンク仕様のトラクターまたは乗用形管理機(地上高650㎜以内でPTO取り出しがあるもの)の取付となります。
通常のトラクターの場合は、地上高、タイヤが太いことから、条件次第では可能ですが、多くは乗用形管理機で作業をしている地域の方が多く存在しています。